ゴー宣DOJO

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切通理作
2012.3.17 22:10

いつでもリアルタイム!

  ゴー宣道場選書第一弾『原発はヤバイ、核兵器は安全』(飛鳥新社)。
アマゾンで購入可能になりました。

本の帯には「『国防論』から『国体論』へ」
という言葉と「思考を開始せよ!」という
言葉が書いてあります。

つまり国民としての思考を始めよう・・・・
という合図であり、
ゴー宣道場をその実例として
提示する、というのが目的といって
いいかもしれません。

不肖私がゴー宣道場に
最初に参加した時には
漠然と「趣味とかそういう<私>の領域を離れて、
社会問題とかを語るんでしょ」
としかわかっていなかった
「公論」というものの意味に
気付き始めていった経緯を
コラムで書かせて頂きました。

これは最初、注釈として考えていたのですが、
編集担当の工藤さんから、
「切通さんのコラムとして書いた方がいい」
と言われたものです。

そう言われて、たしかにゴー宣の魅力は、
小林さん自身、思考のプロセスを開示していて、
そこが共有できるところにあるし、
多くの人がそこに気付き始める一つの例として、
道場における自分の例を出させて頂いた次第です。

そして今度は
この本を読んだ方にとって、
どんな形で思考の回路が
開かれるのか、
知りたいです。

まだ売り上げの報告が書店から届くには間がありますし、
本にはさんであるハガキが返ってきて
編集部から見せてもらうのはもうしばらく後ですが、

そんな五里霧中の時期だけに、
アマゾンレビューでも、道場の掲示板でも、
ツイッターでも、「今日は感想出てないかな?」
と毎日チェックしている私です。

ぜひ感じたこと、考えたこと
教えてください。

べつにきちんとした論評の体裁になってなくて
構いません。

ウチのカミさんは、
「井上和彦先生の自衛隊の話に三回泣いた」
と言ってました。

「つのだ☆ひろさんって
こんなに真面目な人だと初めて知って
感動した」とも。

会場の中での発言が活字を通してでも
熱気を以て伝わってくる
「いつでもリアルタイム」の本だと思います!

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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